World Golf Ranking|ワールド ゴルフ ランキングは 世界中のゴルフ選手の実力を過去 2年間の成績をベースに評価し ランク付けするシステムで 大きな大会の出場資格の基準としても使われるものである。従って、各選手は 勿論のこと メディアや ファンも その動向には 大変注目するようになっている。ただ、2022年に登場した リブ・ゴルフ|LIV Golf ツアー(» 詳細)に移籍した選手は そのツアーが 制度への参加申請は 行っているものの(2022年 8月現在)ポイント制度に組み込まれていないので ランキング上位に残れない状況が生まれている。
男子ワールドランキング
ランキングのシステムは 過去 2年間(ただし、直近 13週間の試合の成績により重点を置き、さらに 残りの 91週の成績も より最近の成績の比重が高くなる形で)の獲得ポイントを出場試合数 (最低 40 - 最高 60 試合) で割り、算出したポイントで順位を決めるもので、毎週月曜日に週末のトーナメント結果を反映する形で そのランキングが更新される。失っていく(1 ~ 2年前に獲得した)ポイントのない選手は 成績が良くなると どんどんランキングが上がることになる。
しかし、リブゴルフツアーの出現で、ランキングの決め方が非常に困難になった。現時点では(2022年)リブゴルフツアーのランキング制度への参加が認められておらず、今後も不透明だが、こちらのツアーは試合数が非常に少ないため、全世界のゴルファーをランキングで統一することが非常に難しくなったと言える。
女子ワールドランキング
一方、女子ゴルフにも 世界ランキング (Rolex Women's World Golf Rankings) 制度が 2006年から導入されおり、その歴史や経緯は 男子のそれとは 違うものの注目されている。過去 2年間に獲得したポイントが対象となる点は 男子と同じだが、出場試合数の少ない選手は 35 で割り算する点や最大 60試合の制限がない点などが違う。なお、メージャー大会他、権威ある世界レベルの大会出場のための選考基準として使われる点は 男子と同様である。